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「変貌! 和音と聖歌!」

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
去年は、大変な1年でしたので、今年はよい年になって欲しいなあと祈願しています。

さて、今年最初の記事をどうしようか?と考えたのですが、適当な操りストーリーを書いてみました。2つ前の記事に書きましたが、スイートプリキュア第42話で操り展開があるということで期待していました。主人公の学園仲間2人が操られる訳ですが、実際のストーリーでは、あっという間に元に戻ってお役御免でした。この二人は物語第1話から登場し、名前に音と東西南北が含まれる(東山聖歌と西島和音)ことから、新プリキュアメンバーではないかと想像もされていました。実は壮大な引っかけでしたが、最後まで出番は少なく、活躍(暗躍も)できませんでした。そんな二人が、42話以降もノイズに操られていたら?・・・という妄想話です。短くて恐縮ですが。





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「プリキュア・スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド!」
「うわぁぁっ! ノイズさまぁ~・・・・」
4人のプリキュアの活躍で、ファルセットは遂に倒れた。バスドラとバリトンは既に改心している。

「よかった。キュアモジューレの音符を奪われる前にファルセットを倒せて」
「『不幸のメロディ』は完成しなかったから、これでノイズが復活することも無いわね」
メロディやリズムが安堵の表情を見せる。ノイズの野望は潰えたのだ。
「『不幸のメロディ』の楽譜は浄化してしまうニャ! ミューズ、やり方は分かるニャ?」
ハミィがミューズに問う。
「ええ、おじいさまに教わっているわ。ビート、手伝って」
「はい、姫様」
ミューズとビートが、傍らの楽譜台に近づいていく。
「ここは二人に任せましょう」
「そうね」
リズムとメロディは、その様子を遠巻きに見守る。この作業はメイジャーランドの人間ではなくではできない。ミューズとビートは、楽譜台に置かれた『不幸のメロディ』の楽譜を見つめる。いままさに完成されようとしていた忌むべき楽譜だ。二人は目を合わせ頷きあうと、両手を前に差し出す。すると、手のひらが光り出した。聖なる輝きで楽譜を浄化するのだ。しかし、両手が楽譜に触れた瞬間だった。
「きゃああーーーっ!」
突然、赤い稲妻のような閃光が二人を襲い、体が後ろに弾き飛ばされる。あまりの衝撃に変身が解かれ、二人のキュアモジューレがカラカラと周りに転がりフェアリートーンも外れてしまう。二人とも気を失ってしまったようだ。
「ビート! ミューズ!」
突然の出来事に驚き、二人に駆け寄ろうとするメロディとリズム、そしてハミィ。だが、邪魔するかのように、彼女たちの前に二人の女子学生が立ち塞がった。

「和音!」
「聖歌先輩!」
それは、響と望の学校仲間の二人。しかし、その表情は尋常ではなかった。爛々と輝く紅い瞳に歪んだ唇。妖気をも纏っているような雰囲気だ。
「いったい・・・なぜ、ここへ?」
「まさか、また操られているの?」
つい先日、この二人はノイズに操られキュアモジューレを奪おうとしたのだ。その状態から正気に戻っていたはずなのに。
和音が目を吊り上げながら宣言する。
「ノイズ様の邪魔はさせないわ、キュアメロディ」
聖歌が腕を組みながら、蔑むように目を細め呟く。
「馬鹿なキュアリズム。ノイズ様に楯突くなんて」
単なる操り人形ではなく、ノイズが乗り移ったかのような邪悪な二人。その様子にメロディとリズムは背筋が凍るような衝撃を受ける。だが気を取り直し、健気に立ち向かう。
「あなたたちは操られているの! お願い、元に戻って!」
「ノイズの企みに負けないで!」
しかし、和音と聖歌は聞き流す。
「そんなことを言っても無駄よ。私たちはノイズ様の忠実な僕。それより、あの二人の心配でもしたら?」と、和音が首を傾け視線を後ろに向ける。
「え?」
メロディとリズムも、その方向を見ると、アコとエレンがなんとか立ち上がろうとしていた。膝を振るわせ、きつそうな表情だ。
「アコ!、エレン!」
メロディとリズムの表情に、一抹の安堵が浮かぶ。だが、聖歌がほくそ笑む。
「ふふっ、よく立ち上がったわね。じゃあ、あたしからプレゼント」、そう呟くと右手を挙げ、パチンと指を鳴らした。それを合図に大気が鳴動したかと思うと、天空から透明の円筒状のカプセルが2つ降りてきた。大きさは人間一人がちょうど収まるぐらいだ。それが寸分の狙いも外さず、エレンとアコを包み込んだ。
「えっ!」
「なにっ?」
全く対応できず、カプセルに閉じ込められてしまったエレンとアコ。両手でカプセルを叩き逃れようとするが、頑丈なカプセルは変身を解いた姿ではびくともしない。
「エレン、アコっ!」
叫ぶメロディとリズムだが、二人の前に立ちふさがる聖歌と和音が冷静に、しかし楽しそうに説明する。
「あのカプセルは、ノイズ様特製のサウンドボックスよ」
「ノイズ様の響きをたっぷりと感じて、身も心もノイズ様に捧げることができるようになるわ」
カプセルの中で抵抗していたアコとエレンだったが、突然、身の毛もよだつような音に包まれ、悲鳴をあげて両手で耳を抑えた。カプセル内を満たすのは『悪のノイズ』。かつてセイレーンやメフィストを洗脳した音だが、ノイズが復活し始めていることから、さらに強化されている。しかもカプセル内全体から響く波動は、耳だけではなく、全身の毛穴からも侵入するような深い浸透力を持っていた。
「エレン!」「アコ!」
メロディとリズムは、空高くジャンプして和音と聖歌を飛び越え、カプセルに向かった。ノイズの手に落ちたとはいえ、生身の人間である和音と聖歌に、プリキュアの二人を阻止することはできない。
「今、助ける!」
メロディはエレンのカプセルを、リズムはアコのカプセルを外から破壊しようとする。だが、プリキュアの力をもってしてもカプセルを砕くことはできない。必死に『悪のノイズ』と抵抗するアコとエレン。だが、しだいに抵抗力が失われていく。懸命に仲間を助けようとするプリキュアの二人をあざ笑うかのように、聖歌と和音が後ろから言葉を投げかける。
「無理無理、そのカプセルを破壊することは出来ないわ」
「『不幸のメロディ』が完成したら、それを唄う歌姫が必要でしょう。マイナーランドの歌姫セイレーンに、メイジャーランドの王女アコ。闇の歌姫に相応しいと思わない?」
絶望の言葉に振り向くメロディとリズム。
「和音、聖歌先輩、もう止めて!」
メロディの瞳には悲しみの光が浮かび、必死に懇願する。何故、大切な友達同士で、こんな酷いことをしなくてはならないのかと。

だが、闇に落ちた聖歌と和音は、さらに辛辣な行為に出る。
「私たちは、これを使わせてもらうわ」
聖歌と和音の手には、ビートとミューズのキュアモジューレが握られていた。
「まずは音符を頂くわ」
「あっ!」
「やめてーっ!」
メロディたちの悲鳴も虚しく、二つのモジューレからト音記号が抜き出され、それが不幸の楽譜に吸い込まれていく。
「さてと、残りの二つを、あなたたちから頂かないとね」、聖歌がつぶやく。
「ノイズ様、私たちにも力を!」、和音が叫んだ。
突然、「ギャッギャーッ!」と奇声が天空に響いた。幼体姿のノイズが現れたのだ。ノイズは聖歌と和音の真上を旋回しながら羽ばたく。羽が2枚抜け落ち、ひらりと落ちてきたかと思うと、それはフェアリートーン状に変化した。だが色は漆黒、『ダークフェアリートーン』だ。そして、二人のもつキュアモジューレに、スルリと装着された。同時にキュアモジューレ全体が闇に浸食されたように黒く変わっていく。
「そ、それは!」
「どうしてっ?」
メロディとリズムの悲鳴が虚しく響く。和音と聖歌はニヤリと唇を歪め、漆黒のキュアモジューレを胸に掲げた。
「レッツプレイ! ダークプリキュア・モジュレーション!」
聖歌と和音の体が、黒い闇に包まれていく。その中で、黒い羽衣が二人の体に装着されていく。闇が晴れ、姿を現した二人。和音はキュアビートに、聖歌はキュアミューズのコスチュームへと変身していた。だが、そのコスチュームは、黒地に紫、黒地にゴールドと、闇に染められたものであった。
二人が邪な妖艶さをも醸し出すような表情でポーズをとる。
「爪弾くは嘆きの調べ、ダークキュアビート!」
「爪弾くは悪魔の調べ、ダークキュアミューズ!」
ここにノイズに忠誠を誓う闇のプリキュアが誕生した。
「・・・そ、そんな・・・」
度重なる衝撃に、声をなくすメロディとリズム。
「プリキュアとしての能力は私たちの方が上。素直に音符を渡しなさい、メロディ、リズム」、挑発的に言い放つダークビート。
「それにほら、もうすぐ闇の歌姫も生まれるし」、さも楽しそうなダークミューズ。
「あっ!」
メロディとリズムがダークビートたちに気をとられているうちに、カプセルの内部には黒い霧が充満していた。外からエレンとアコの姿を確認することはもう出来ない。すると二つのカプセル表面全体に細かいヒビが入り、カプセルが粉々に砕けた。黒い霧が晴れると、アコとエレンの姿があった。しかし、その表情からは生気が消え、目はうつろに焦点を失っている。コスチュームは、葬送曲でも歌うかのような黒いロングドレスへと変化していた。静かに歩きながら抑揚のない声で呟く二人。
「ノイズ様の復活こそ私の喜び・・・」
「ノイズ様の復活こそ世界の喜び・・・」
そして、ダークプリキュアの二人に寄り添った。闇のプリキュアに続き、闇の歌姫もここに誕生したのだ。
ダークプリキュアの二人が悪意をにじませながら、声を揃える。
「後は、『不幸のメロディ』を完成させて、この二人に歌ってもらえば・・・」
「ノイズ様は完全復活!」

仲間たちの変貌に衝撃を受け、涙を浮かべるメロディとリズム。だが決心したように涙を拭い、視線を上げる。
「・・・私たちの大切な友達を・・・・」
「・・・操って、こんな酷いことをさせるなんて・・・」
「絶対に許さない!!」
メロディとリズムが声をあげる。その表情には強い決意が表れていた。
「みんな、必ず元に戻してあげるからね!」

しかし、ダークプリキュアの二人は涼しい顔だ。
「どうぞ。出来るのならね」

プリキュア vs ダークプリキュア&闇の歌姫。

最後の戦いが始まろうとしていた。

tag : 妄想ストーリー

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Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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