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「変貌! 和音と聖歌!2 (後編)」

こんばんは。今回は、前回の続きのストーリーです。ダークプリキュアたちが次にとった行動は?
妖しく暗躍する彼女たちの活躍をご堪能下さい(アブノーマルな官能シーンがあるのでご注意ください)。


  beatfig-001.jpg

こちらは、以前に紹介したキュアビートの完成品フィギュア(メガハウス製 2015年2月発売予定)の彩色見本です。躍動感溢れて、素晴らしい出来映えです。今回のストーリーのダークビートは、邪悪ですが・・・






3.侵攻
 その夜、いつもの静かな眠りについていたメイジャーランドに、突然、妖しげな旋律と歌声が響き渡った。
「な、なんなの? このメロディ?」
「頭が割れそうだ!」
目を覚まされた人々や妖精は、頭を抱えて耳を塞ぐ。だが、その奇怪な音楽は、脳裏を直接叩くように響いてくる。
突然の出来事に、王宮でも人々が右往左往していた。王宮の最上階の寝室で眠りについていたメフィストとアフロディーテも目を覚ました。メイジャーランドの国王と女王である。二人は寝室の出窓から外を眺め、漂う不快な旋律に顔をしかめた。
「これは・・・まさか、不幸のメロディ!?」
メフィストが目を見開く。かつてノイズに操られ、マイナーランドで不幸のメロディを復活させようとしていたメフィストには、その旋律の記憶があった。
「その通りよ、残念ながら未完成だけど」
突然、寝室の扉が開き、複数の黒い影が現れた。
「誰だ!お前たちは」
メフィストが叫ぶ。
「そ、その衣装は・・・どうして?」
アフロディーテは黒い影の衣装を見て、唇をわなわなとさせた
黒い影たちは遠慮することなく部屋に入り込んだ。先頭の二人はダークビートとダークミューズ。そして後方には、数名の兵士が控えていた。黒い鎧に全身を包んだ不気味な兵たちだ。
「初めてお目にかかります、メフィスト様にアフロディーテ様。わたしはダークキュアミューズ。そしてダークキュアビート」
言葉遣いは丁寧なものの、挑発的な視線で自分たちを紹介するダークミューズ。
「ダークキュアミューズ・・・ビート・・・」
絶句するメフィストとアフロディーテ。気を取り直してアフロディーテが口を開く。
「黒いプリキュア・・・あなたたちは、ミューズとビートとどういう関係なのですか?」
「これをね、」
ダークビートが、胸のダークキュアモジューレを指差しながら、ニヤリと唇を歪めて説明する。
「アコとセイレーンからもらったんだよ」
「もらったって・・・まさか、そんなことが・・・」
「あ、フェアリートーンはノイズ様から授けられたんだけどね」
「ノイズ!!」
メフィストとアフロディーテが声を揃えて叫ぶ。この騒動がノイズの策謀によるという事実を知り、二人は身を固くする。そして、この黒いプリキュアたちはノイズの部下なのかと。
アフロディーテが努めて冷静に問いただす。
「アコとエレンはどうしたのです?」
「彼女たちには、闇の歌姫になってもらいました。ほら、外で不幸のメロディを歌っているのは、あなたの娘ですよ」
「!? ・・・まさか、そんな・・・」
ダークミューズが腕を組みながら、さも楽しそうに説明する。
「彼女たちにキュアモジューレは不要ですから、私たちが頂きました。ノイズ様のフェアリートーンを加えたら、ほら、こんなに美しい黒色に輝いていますわよ」
そのときメフィストが拳を握りしめ叫んだ。
「おのれっ! アコを戻せっ!」
同時にダークプリキュアの二人に向かって突進する。だが、ダークミューズが攻撃をひらりとかわすと、ダークビートの手刀が、メフィストの鳩尾にめり込んだ。
「ぐはっ!」
「あっ、あなたっ!!」
メフィストは前から床に突っ伏した。その背中をダークビートは足蹴にする。鋭いヒールが背中にめり込む。
「たわいないなあ。これじゃあ、ノイズ様の役に立たないわけだ」
呆れた素振りをみせるダークビート。
「こいつは地下牢に放り込んでおいて」
ダークミューズが黒鎧の兵士に命じる。二人の兵士が意識を失ったメフィストの体を引っ張っていく。
「あ、あなたっ! ねえ、やめて頂戴」
「おっと、アフロディーテ様はだめだよ」
駆け寄ろうとするアフロディーテの手首を、ダークビートが捕まえて阻止する。
「ここは、もういいわ。後はあたしたちでやるから」
ダークミューズが命令して、他の兵士たちを退室させる。アフロディーテと二人のダークプリキュアが残された部屋を、ダークミューズは内側から施錠した。
「さあ、アフロディーテ様は、こちらでお休みくださいな」
ダークビートは、アフロディーテをベッドの側まで引きずり、放るようにベッドの上に転がした。
「きゃあっ!」
まだぬくもりの残るベッドの上に仰向けになったアフロディーテ。その足元に二人のダークプリキュアが立ちはだかる。その表情は依然として挑発的なものだが、さらに頬を紅く染め、上気した様子が見て取れる。爛々と輝く瞳には、淫蕩な光さえも灯っているように見える。
アフロディーテの躰をなめ回すように見つめるダークビート。ちらっとダークミューズを見て、おねだりするように呟く。
「ねえ、あそこはあたしにやらせてよ。もう疼いちゃってたまらないよ」
「まあ、はしたないわねビートは。でもいいわよ、譲ってあげる。あたしはお口を頂くから」
返すダークミューズも興奮した面持ちを見せている。
「い、いったい、何を言ってるのです!?」
アフロディーテは恐怖に顔を歪めながら、ベッドの上をじりじりと後ずさりする。もっとも、後ろ側は壁なので、それ以上は逃げられない。
「ノイズ様をね、たっぷり感じさせてあげるって話しているの。喜んでよ」
アフロディーテの顔を覗き込むようにしてダークビートが呟く。
「見せてあげますわ」
二人のダークプリキュアは一歩ベッドから後下がりし、スカート越しに股間を押さえるような姿勢をとった。全身が昂揚している。躰を小刻みに震わせる様子は、まるでなにかに悶えるかのようだ。顔はさらに赤らみ、息も荒くなっている。
「あぁ、来てるっ! ノイズ様がっ」
「あん! もう、だめっ!」
喘ぐように叫ぶ二人。立ちながらエクスタシーを感じているような淫靡さに溢れている。アフロディーテは、息を呑んでその様子をみつめるだけだ。
「あっ、来るっ!」
「凄いのが出てくるっ!」
喘ぐダークプリキュアたち。そのとき彼女らの嬌声とは違う音が聞こえた。
《ズリュッ!》
液体にまみれた生物が、這いずるような気色悪い音。みると、ダークプリキュアたちの股間、両手で抑えていた部分がスカート越しに膨らんでいる。同時にビチャッ、ビチャッと、粘度の高い透明な液体が股間から滴り落ちている。
「・・・い、いったい何が?・・・・・」
恐怖におののくアフロディーテ。だが彼女は、予想した以上に恐ろしいものを目にすることになる。
《ズリューーッ》
ダークプリキュアの股間から、スカートの下をくぐるようにして異形のものが現れた。
《ギュルルーッ》
気色悪い音をたてながら飛び出してきたその物体は、人には存在しない触手状のモノだった。
「い、いやーーっ!」
異形な姿を目にしてアフロディーテは悲鳴をあげた。ダークプリキュアの股間から、1mはあろうかという蛇のような触手が生えている。茶色く節をもった触手の先端は、まさに蛇の頭のように膨らみ、胸のあたりで鎌首をもたげて獲物を狙うような仕草をとっている。全体はネバネバとした淫液で覆われ、それがポタポタと床に垂れ、ドロッとした染みを作っていた。さらに、触手は一本だけでなく、股間付近から、より細い触手が2本、左右に分かれて生え、うねうねと蠢いている。こちらの方が動きの自由度が高いようだ。
「初めてだから、出すのに時間がかかっちゃったな。どう?凄いでしょ」
ダークビートが触手をさすりながら誇示するように説明する。
「ノイズ様から預かったものです。これでアフロディーテ様を愛してさしあげますわ」
「い、いやっ!! お願い、やめてっ!」
必死に懇願するアフロディーテ。普段は冷静な彼女だが、おぞましさに気がおかしくなりそうだ。
「これを受け入れれば、ノイズ様と交わるのと同じことだよ。たまらないよね」
「そうですわ。身も心もノイズ様に捧げる素晴らしさを、全身で感じることができますわよ」
「いやーっ! お、おかしいわ!」
嬉々として迫るダークプリキュアたち、その狂気に恐れおののくアフロディーテ。ダークビートはアフロディーテの足元へ、ダークミューズは顔の方に近づいていく。それぞれの触手はギュニュッ、ギュニュッと異様な音をたててうねっている。と、突然、細い方の2本の触手がアフロディーテに向かって伸長した。
「きゃあっ!」
アフロディーテの悲鳴も虚しく、触手は白い衣装に絡みつき、破るように剥ぎ取っていく。豊満な肉体が露わになり、胸を両腕で覆い隠すアフロディーテ。
「や、止めなさいっ!」
しかし、その両手首にダークミューズの触手が絡みつく。触手の膂力は強く、強引に腕を横に広げてしまう。たわわな乳房がプルンと揺れる。同時に足首には、ダークビートの触手が絡みついて開脚させる。アフロディーテの体は、全裸で磔されたようにベッド上で固定されてしまった。。
「い、いやっ!・・・」
しかしダークプリキュアの股間では、中央の太い触手が、我慢しきれないように鎌首を震えさせている。
「ああっ、もう我慢できないっ!挿れちゃうよっ!」
ダークビートが興奮して叫び、同時に触手が延びてアフロディーテの股間めがけて突入する。粘液にまみれた触手は、秘唇の入り口に接して、そこが微かに湿っていることを確認すると、そのままズルリと中に潜っていった。
「んあぁーーっ!」
突然の激しい挿入にアフロディーテは悶絶の叫びをあげる。
「ああっ、いい。アフロディーテ様の中。凄く締め付けてくるっ!」
初めての挿入に興奮するダークビート。
「や、やめてっ、お願いっ」
異様なモノを挿れられて、身をよじるアフロディーテ。しかも、膣内の触手肉棒は固有のリズムで震動しているようで、妖しい波動が広がってくる。それはノイズの波動だ。注送されて肉壁を抉る直接的な刺激に加え、ノイズ特有の波動でも犯されているのだ。さらに触手を包む淫液は強烈な媚薬効果を示し、アフロディーテの躰は、自らの意志に反して、愛液をダラダラと垂らしながら触手の感触を受け入れてしまう。
「お、お願いっ、ほんとに・・・」
「あれっ、こんな気持ちそうに腰を捩っているのに、嘘はよくないよ」
「それでは、嘘つきのお口は罰として塞いじゃおうかしら」
そこまで、黙って見ていたダークミューズが、太い触手を動かす。狙いをつけた先端部は、そのままアフロディーテの口に突入した。強引に口腔に入ってきた触手にアフロディーテは為すすべ無く、そのまま喉奥まで飲み込んでしまう。
「・・・ん・・んむむっ!・・・」
上下の口を塞がれたアフロディーテは、目を見開き、全身を痙攣させて、触手の責めに悶絶している。一方、責めるダークプリキュアの二人も興奮している様子が見て取れる。
この触手は、カプセル内で洗脳されたときに同時に躰に埋め込まれたものである。謎の液体を通して膣奥に導入された肉芽種が躰と一体化し、触手状の性器として成長したものだ。彼女らにとっても、膣内へ固い肉棒を導くのは、それが躰の内側からだったとしても、初めての経験。触手の注送を繰り返すたびに、触手の節が自らの膣壁をも激しく抉っているのだ。犯す悦びは、同時に触手を膣内で受け入れる快感でもある。二重のエクスタシーの波動が怒濤のように押し寄せる。
「いいわあっ、ノイズ様の触手で犯すの、たまらないっ!」
「うふふ、アフロディーテ様のお口の中も最高」
サディスティックに言葉を投げかけるダークプリキュアたち。アフロディーテは抵抗する力も失い上下の肉触手に悶絶するだけだった。

黒く染まったプリキュアが禍々しい触手を生やし、女神を襲う姿は、目を疑う異形の倒錯さだ。だが、ダークプリキュアの責めは、その手を休めない。
「もう、こっちは外してもいいかな?」
両脚首を固定しているダークビートの触手は、アフロディーテの抵抗をほとんど感じなくなっていた。。
「うふふ、大丈夫そうだね。それじゃあ・・・」
ダークビートは両足首を拘束していた細い触手を外す。案の定、アフロディーテは拘束を解いても抵抗できい。脚を艶めかしく痙攣させるだけだ。
「さてと、こっちはどうかなあ?」
ダークビートは、フリーにした細い触手の一本を巧みに操り、アフロディーテの股間へ滑らせてアナルへと狙いを定めた。位置を確認すると、躊躇することなく花弁をこじ開け、中に侵入する。
「ひぃっ!」
口にダークミューズの極太触手を受け入れているため、十分に声を出せないアフロディーテだが、アナルを抉られるという初めての禁断の行為に、涙を流して悶絶した。
「あれ、以外とスルスルと入っていくなあ。アフロディーテ様って、こっちも開発済み?」
ダークビートが悪意をもって、わざとらしく問いかける。
「ううっ、うっ!」
そんなこと無い、と否定するアフロディーテだが、ダークビートはお構いなく責めを続ける。
「それじゃ、ここは初めてでだよね」
言いながら、もう1本の細い触手を空中に伸ばすと、上からアフロディーテの臍をめがけて突き刺した。
「んぅむっ!うぅぅ・・・」
挿入されるべき穴ではない臍だが、触手は淫液をまき散らしながら震動し潜っていく。人間にはあり得ぬ未知の交わり。しかし、それさえも苦痛よりも快楽として認識させてしまう悪魔のノイズ触手。人外のエクスタシーにアフロディーテは、さらに我を忘れて躰を震わせた。
「ああっ、たまらない、三カ所責めって凄い気持ちいいっ!」
ダークビートも禁断の行為を貪り堪能している。
一方、静かに口を犯していたダークミューズも、両手首を拘束していた細い触手を解いた。
「いい感じねビート。でもね、ノイズ様の旋律はやっぱり耳で楽しんでもらわないとね」
そう言うと、2本の触手をアフロディテの耳に、左右からヌルッと突き刺した。
「ふ、ふぃーーーっ!!」
耳の中を這い巡る触手のニチャッとした異様な刺激、そして鼓膜を震わせて感じる妖しい波動。ノイズの固有の震動が、アフロディーテの耳から脳へとダイレクトに送られているのだ。
「うふふ、耳を犯されるなんて普通じゃ経験できないことですわ」
「・・・ん、んあっ!・・んあぁっ!!・・・」
全身に6本の触手を差し込まれ絶頂悶絶するアフロディーテ。女王を犯すことに興奮するダークミューズとダークビート。触手がうねうねと注送を繰り返し、アフロディーテは何度も何度も訪れるエクスタシーの昂ぶりに発狂したように痙攣する。
「あぁ!熱くてキツくて蕩けそうで、たまらないっ!」
「耳と口を犯すのっていいわあ。 もう我慢できないわっ!」
禁断の触手姦も、フィナーレに近づいていてきたようだ。
「・・んんっ!」
アフロディーテがかすかに首を横に振る、最後の理性が、この後に来るものを避けようとする。だが、ダークプリキュアの本能の前に、それは脆くもかき消される。
「さあ、受け取って、アフロディーテ様っ!」
「ノイズ様のすべてをっ!」
絶頂に達したダークビートとダークミューズ。そして、遂に6本の触手の先端から白い濃厚液が放出された。
「ん・・ん・・んあぁーーっ!」
ピュッピュッと脈動しながら送り込まれる精液は、アフロディーテの膣内、腸内、口腔、臍、耳を白く染め、そして吸収されていく。ダークプリキュアたちの精液は、体組織の固有振動に合わせた動きで共振パターンを造り出し、そのまま同化するように侵入することができる。腸壁はもとより、喉や食道の粘膜、臍の粘膜からでさえも躰の中に取り込まれていくのだ。もちろん耳の中に放出された精液は鼓膜を通り抜けて侵入し、脳にまで辿り着く。その魔精液に侵された体器官はノイズに捧げるものへと強制的に変えられていくのだ。
(・・・もうだめ、躰が変わっていく・・・・)
アフロディーテの女性としての器官も、消化器官も、美しい歌声を発する喉も、全てがノイズの意志を込められた魔精液に汚染されていく。臍から吸収された精液は全身を巡り、耳から送り込まれた精液は脳内部を確実に変質させていく。躰の中の全てをノイズのものに造り変えられていく感覚、それは甘美な魔快楽を伴う、女神から悪魔への堕落だ。
(・・・あああぁっ!・・・・)
気丈だったアフロディーテの心も内部から変えられていくことに為す術は無く、全身を痙攣させて絶叫し、魔境へと沈んでいくだけだった。


4.変貌
「まだまだ出るーーっ!!」
「とまらないわーっ!」
 ダークプリキュアたちの射精は続いていた。触手がズリュッズリュッと脈動し、魔精液が絶えること無く注ぎ込まれる。それを全て吸収していくアフロディーテ。そして、永遠に続くかと思われるような射精もようやく終わろうとしていた。
「・・・あんっ!」
「・・・イクーっ!」
最後の1滴を放出したダークプリキュアたちは、さすがに放心したような表情を浮かべ、触手を躰の中に戻した。
「よかったわぁ・・・」
「たまらないわね・・・」
全身を赤く染め、汗を浮かべて余韻に浸るダークプリキュアたち。一方のアフロディーテは、惚けたようにぐっったりと横たわっていたが、突然、唇がニヤリと動いた。
「うふふ、素晴らしいわ」
そう呟いて起き上がり、ベッドから降りるアフロディーテ。その表情は、いつもと一変していた。吊り上がった目が挑発的な雰囲気を、歪んだ唇が邪悪な雰囲気を醸し出している。爛々と妖しい燐光の灯った瞳はサキュバスのような妖艶さをも振りまいていた。慈悲に溢れた女神の面影はどこにもない。白い残渣をこびり付けたボディは、成熟した色気を纏い、淫蕩な妖美さを見せつけている。
「ご気分はいかがですか、アフロディーテ様?」
ダークミューズが改めて問う。
「最高だわ。何もかもが生まれ変わった気分。ノイズ様を体中に感じるわ」
「これをノイズ様から預かっています。新しいお召し物ですわ」
ダークミューズが一枚の黒い鳥の羽を取り出す。それをアフロディーテの前に差し出すと、風に吹かれるように自然に舞って、アフロディーテの胸元に吸い付いた。すると、羽根は赤黒い妖気を放出し、同時に毛が糸のように伸び、アフロディーテの躰を何重にも巻くように覆っていった。
「あぁんっ!」
悩ましい声をあげながら、妖気漂う糸に包まれるのを恍惚の表情で受け入れていくアフロディーテ。その色は黒い衣装へと変化していった。
「あんっ! いいわぁ」
完成した衣装は、鈍い光沢をまとった皮のボンデージ衣装のようだ。胸元が開いた襟付きのレオタードに、ピンヒールのサイハイブーツ。ロングの手袋に鍵の付いたチョーカー。全ては黒色で、各部はベルトできっちりとボディを締め付けている。胸元などは豊満な乳房がはみ出てしまうようだ。まさに闇の女王という雰囲気を醸し出していた。
「うふふ、素晴らしい衣装をありがとうございます、ノイズ様」
アフロディーテは呟いた。
「綺麗、アフロディーテ様」
「お似合いですわ」
ダークビートとダークミューズも賞賛する。そのとき寝室のドアが開かれ、声が聞こえた。
「素晴らしい衣装ですわ、お母様」
部屋の入り口から、アコとエレンが入ってくる。黒いロングドレスに身を包んだ”闇の歌姫”の衣装のままだ。一晩中、不幸のメロディを人々に浴びせ続け、ようやく戻ってきたようだ。アコは部屋の合い鍵をもっていたらしい。
「ふふっ、ありがとう、アコ。あなたも闇の歌姫としてノイズ様のために活躍してくれたようね。セイレーンも」
「当然のことよ」
「恐れ入ります」
エレンが頭を下げる。アフロディーテとアコ、エレンは、現状に疑問をはさむこと無く、ノイズの下僕としての会話を交わす。

 外はそろそろ夜が明ける頃だ、窓の外が少しずつ明るくなってきている。頃合いとばかりに、ダークミューズが口を開く。
「アフロディーテ様、その新しいお姿をメイジャーランドの民に見せて差し上げたらどうでしょう?」
「ふふ、そうね。わたくしからも伝えることがありますしね」
アフロディーテたちは、寝室の側のバルコニーへと脚を向ける。そこからは王宮前広場を一望できる。王が直接、国民に語りかける場だ。バルコニーへ出ると、正面の東の空は朝焼けに紅く染まり、ちょうど太陽が昇り初めていた。いつもなら、夜明けと同時に音楽が流れ活気に溢れるメイジャーランド。しかし今日は、不気味なほどに静まりかえっていた。アフロディーテがバルコニーの最前列に立つ。妖艶な黒い衣装が、朝日を反射して照り輝いている。一歩下がって右側にはダークプリキュアの二人、左側には闇の歌姫のアコとエレンが並んだ。
「メイジャーランドの民よ!」
アフロディーテが両手をあげながら声をあげる。その声に、建物の中から、人々や妖精たちがぞろぞろと姿を現した。しかし、その顔は皆、生気に乏しく、意志を失っているようにも見える。不幸のメロディを一晩中聞かされた結果だ。
「わたくしは間違っていました!」
アフロディーテが続ける。
「メフィストを国王としたメイジャーランドは虚構の国、偽りの世界だったのです。わたくしたちは正しい王に仕えなくてはいけません」
そこで一呼吸おいて続ける。
「この国の王に相応しいのは、ノイズ様!」
無表情な人々が、顔を合わせて口ずさむ。
「・・・ノイズ様・・・」
「・・・おおっ、ノイズ様!・・・」
不幸のメロディに一晩中漬け込まれた民にとって、「ノイズ」という言葉は救世主とも思える響きを持っていた。
「ふふふ、そうです。ノイズ様こそ、わたくしたちの国に相応しい王。わたくしは、ここに宣言します、今からこの国の名前を『ノイズランド』とすることを!」
「おおーっ!」
「ノイズランド! ノイズ様ーっ!」
広場に「ノイズ」という音がこだまする。
その様子を満足そうに見つめるアフロディーテ。横ではダークビートとダークミューズが顔を合わせてニヤリと笑う。
「まず、わたくしたちに必要なのは、ノイズ様の復活です。そのためには音符を集め、不幸のメロディを完成させなくてはいけません」
アフロディーテは、視線をちらりとダークプリキュアに移すと、話を続けた。
「最後の音符は、ノイズランドの裏切り者、キュアメロディが持っています。キュアメロディを捕まえ、音符を奪い返すのです!」
うおーっ!という歓声が響く。不幸のメロディに洗脳された民はノイズを崇拝するようになっている。広場には異様な雰囲気が漂っていた。

 5人は宮殿内に戻って大広間に移動した。その中央の玉座にアフロディーテが当然のように腰掛けて脚を組む。その左右にダークプリキュアと闇の歌姫が控えるように立つ。
ダークミューズが口を開いた。
「アフロディーテ様、キュアメロディと戦うのにうってつけの人物がおりますわ」
そういうと右手をあげ、パチリと指を鳴らした。同時に広間の中に、二人の黒鎧の兵士が、一人の女性を左右から拘束して引きずるように入ってきた。
「ちょっと、放しなさいよっ!」
叫んでいるのは南野奏だった。ダークミューズに拘束された後、一晩、王宮の地下牢に閉じ込められていたのだ。首を左右に振りながら、可能な限りの抵抗をしている。
「もう、放していいわよ」
ダークミューズが兵士に命令し、奏の拘束が解かれる。身体が自由になった奏は、あらためて前方を見る。
「聖歌先輩!和音! それにアコ!エレン!」
視線を左右に動かしながら、黒く変わった仲間たちを見て声をあげる奏。そして、その中央の人物に視線を奪われた。
「なるほど、キュアリズムなら適任ですね」
その声に聞き覚えがあった。
「え? あ、あなたは・・・・まさか、アフロディーテ様?」
奏は見る目を疑った。たしかに、あの声はメイジャーランドの女王、アフロディーテだ。だが、雰囲気は全く異なる。邪悪な笑みを浮かべた表情に、漆黒のボンデージ衣装。これまで見知っていた聖母のような雰囲気とはかけ離れていた。
「あら、私の顔を忘れてしまったのかしら?」
「まあ、奏ったら、アフロディーテ様に失礼ね」
「聖歌先輩・・・・も、もしかしたら、アフロディーテ様まで?・・・」
「うふふ、改めて紹介するわ。こちらはね・・・」
ダークミューズが唇の端を吊り上げながら説明する。
「『ノイズランド』の女王、アフロディーテ様よ」
「ノ、ノイズランド!? そ、そんな・・・」
奏は激しく動揺した。自分の仲間たちが次々と、ノイズに仕える闇の僕へと変えられてしまっている。
「ねえ、アフロディーテ様に何をしたの? 聖歌先輩っ!・・・みんな操られてるのね!・・・目を覚ましてよっ! 和音! アコ! エレン!」」
「ふふ、操られてなんかいないわ。わたしたちは心からノイズ様を慕っているの」
「・・・そ、そんな・・・」
そんな問答の中、アフロディーテが立ち上がって口を開く。
「奏、わたくしは真実に目覚めたのです。ノイズ様こそが、この世界に相応しい王であることを」
「そ、そんなこと、嘘ですっ!」
そこでダークミューズが口を挟む。
「もう問答は無用よ、奏。ところであなたに頼みがあるの。あなたは、このノイズランドのプリキュア、キュアリズム。そこで、ノイズランドの裏切り者、キュアメロディから音符を取り戻して欲しいの」
そういうと、キュアリズムのキュアモジューレを取り出した。フェアリートーンは外されたままだ。
「ば、馬鹿なこと言わないで! わたしはメイジャーランドの・・」
「うふふ、あなたの意志なんて関係ないの。やってもらうわよ、奏」
そう言うと、ダークミューズはアフロディーテに視線を移す。アフロディーテは心得ているとばかりに、口を開いた。
「拒むのでは仕方ないですね。奏には、新しいフェアリートーンを授けましょう」
邪悪な意志のこもった表情でニヤリと笑うと、アフロディーテは左手の掌を胸の前で上にした。すると掌上が輝き出し、そこにフェアリートーンが形作られた。もっとも色は沈んだ灰色で、カラフルに光る他のフェアリートーンとは、全く異なる雰囲気を示していた。
「奏のための特別なフェアリートーンよ」
口ずさみながら受け取ったダークミューズが、それをキュアモジューレにはめ込む。するとモジューレ全体が灰色のベールをかぶせたように、無彩色に変化していった。
不敵な笑みを浮かべながら、そのキュアモジューレをかざすダークミューズ。
「これを使えば、あたしたちの言うことを素直に聞けるようになるわ」
「い、いやっ!」
奏は逃げようとするが、いつのまにかダークビートに後ろに回り、奏の身体を拘束していた。
「素直になりなよ、奏」
「さあ、プレゼントよ。受け取りなさい!」
「い、いやあっ!」
色の変わったキュアモジューレを拒む奏だが、胸に強制的にキュアモジューレが装着されてしまう。ダークミューズはニヤリと笑い、奏の耳元に、悪意のこもった声色で囁いた。
「レッツプレイ! マリオネットプリキュア・モジュレーション!」
「きゃーーっ!」
キュアモジューレが輝き、奏の体はキュアリズムの衣装に包まれていく。しかし奏の心は、いつもの変身するときの昂揚した気分とは異なる、重いプレッシャーに包まれていった。ドレス、ブーツ、リボン・・・・一つずつアイテムを纏うたびに、奏の意識が薄れていく。
(・・・どうして・・・こんなことに・・・・)
そして変身が完了したとき、奏の心は完全に閉ざされてしまっていた。変身したキュアリズムの衣装は、本来純白をベースとしているが、それがグレーに染まり、ピンクのワンポイントも、トーンが落ちた無彩色の色合いとなっていた。そして、リズムの表情は生気に乏しく、輝きが失われた瞳は、深い闇に沈んでしまったかのような色だ。
「うふふ、いい姿ねリズム。わたしの声が分かる?」
「はい・・・・ダークミューズ様」
リズムは跪き、恭順の意を示すようなポーズをとる。
「あはは、すごいね。このフェアリートーン」
ダークビートが感心したように声をあげる。
「わたくしたちの命令に絶対服従するマリオネットトーンを授けました。これでリズムはノイズランドの忠実な戦士、マリオネットキュアリズムです」
アフロディーテが、さも楽しげに声をあげる。
「さあ、リズム。あなたに命じます。裏切り者キュアメロディから音符を奪い返してくるのです」
「畏まりました、アフロディーテ様」
恭しく命令に頷くリズム。その表情には、全く意志を感じられない。完全なる操り人形だ。
「うふふ、楽しみだわ。リズムとメロディが戦う姿」
「もう興奮しちゃうね」
ダークミューズとダークビートの二人は邪悪に顔を染めている。彼女らにとって、諸悪の根源はメロディとリズムの友情にあると刷り込まれている。その二人が戦うのだ。これほど愉快なことはない。

 暗躍するダークミューズとダークビート。不幸のメロディをまき散らすアコとエレン。ノイズの僕と化したアフロディーテ。全てが変わってしまったメイジャーランド。そして今、操られたキュアリズムがキュアメロディに対して牙を剥こうとしていた。はたして、プリキュアたちの運命は?


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Kiryu

Author:Kiryu

「美女が妖しく変貌する」、というテーマのもと、AVやドラマなどの映像作品について気ままに書いています。主に扱っている内容は、催眠、洗脳、悪堕ち、ふたなり、触手などです。関連して、改造した市販フィギュアや、製作したガレージキットも紹介しています。ときどき妄想ショートストーリーや、最近はイラストもアップしています。 (メールm_kiryu@live.jp)

(アダルトな内容を扱っているので18歳以下の閲覧を禁じます)

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